ロボットだけじゃない。加工・排水・仕上げから始める省人化

投稿者: kamogawaカテゴリー:

製造現場の省人化というと、ロボットや搬送設備を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、加工時間、廃水処理の管理、手作業によるバリ取りなど、日々の工程に残る「手間」を見直すことも重要な省人化です。

今回のFBCものづくり商談会では、製造工程の生産性向上と作業負担の軽減につながる3つの実機を展示します。

展示1|スター精密の自動旋盤

スター精密の自動旋盤は、小型精密部品を効率よく連続加工するための工作機械です。

加工を自動化することで、作業者が機械に付き続ける時間を抑えながら、安定した部品加工と生産性の向上を目指すことができます。

特に、細径・小径部品を繰り返し生産する現場において、生産能力の向上や加工品質の安定化につながります。

【期待できる効果】

・小型精密部品の連続加工
・加工品質の安定化
・作業者の機械対応時間の削減
・量産工程の生産性向上
・長時間運転を見据えた加工体制の構築

【このような現場に】

・小型部品を多数生産している
・旋盤加工の生産能力を高めたい
・作業者による機械対応時間を減らしたい
・加工品質のばらつきを抑えたい

会場では、自動旋盤の実機を通して、装置構成やサイズ感をご確認いただけます。

展示2|マツケンのUF膜処理装置

UF膜処理装置は、微細な孔を持つUF膜を利用し、廃水中の油分などを物理的に分離する装置です。

一般的な凝集処理と異なり、膜によって廃水成分を分離するため、薬剤の添加量を調整する作業を抑えられます。

また、廃水を濃縮して処分量を減らすことで、廃棄コストの削減と廃水管理の省人化に貢献します。

【期待できる効果】

・廃水量を約1/10~1/30まで濃縮
・産業廃棄物の処分量と処理費用を削減
・薬剤調整や日常管理の負担を軽減
・自動運転による廃水処理の省人化
・コンパクトな設備構成による省スペース化

【想定される処理対象】

・水溶性切削油、研削油を含む廃水
・ダイカスト離型剤を含む廃水
・部品洗浄工程から発生する廃水
・各種含油廃水

会場では装置構成をご覧いただきながら、現在の廃水量や処理方法に合わせた導入方法をご紹介します。

 

展示3|アクリテックの電解加工装置

アクリテックの電解加工装置は、電気分解の現象を利用して、金属部品のバリを溶解除去する装置です。

専用の電極治具を使用することで、工具や手作業では届きにくい深い穴や交差穴などにも対応できます。

機械的に削る方法とは異なるため、二次バリが発生しにくく、作業者の技量に左右されにくい安定した加工を目指せます。

【期待できる効果】

・手作業によるバリ取りの削減
・深い穴や交差穴など、届きにくい箇所への対応
・仕上がり品質の安定化
・複数箇所の同時加工による時間短縮
・二次バリの発生防止
・加工者による品質差の低減

【このような現場に】

・交差穴や内部のバリ取りに困っている
・手作業による仕上げに時間がかかっている
・バリ取り品質にばらつきがある
・自動化しにくい仕上げ工程が残っている

電解加工では、ワークの形状や材質に合わせた電極治具と加工条件の検討が重要です。会場では実機を展示し、適用可能なワークや導入方法についてご紹介します。

 

加工工程全体から省人化をご提案します

省人化を進めるためには、ロボットを導入するだけでなく、加工設備、廃水処理、仕上げ工程まで含めて、現場全体を見直すことが重要です。

弊社では、お客様の現場と課題を確認したうえで、工作機械、環境設備、加工技術、自動化設備を組み合わせた改善をご提案します。

FBCものづくり商談会では、それぞれの実機を通して、製造現場に残る「手間」を減らすヒントをご覧ください。

※展示装置は実機展示のみとなり、会場での実演は行いません。